スント コンパスのベースプレートの地図目盛によって、地図上の距離を測定することができます。もし、地図とコンパスの両方に同じ目盛があれば、コンパスによって2地点間の距離を簡単に測ることができます。まずは第一の地点を目盛のスタート地点に合わせ、コンパスを第二の地点まで回転させることで、目盛を読むことができます。
もしコンパスに該当するメモリがなければ、存在する目盛を使って地図の目盛に簡単に変換することができます。距離計算は、スピードの記録や次のランドマークまでどのくらいかかるのか推定するために重要なツールです。推定時間内にランドマークに到着しなかった場合、道を外れている可能性が高いので、もう一度測定し直して正しい道に戻る必要があります。
ベースプレートには必ず進行方向の矢印があり、地図で作業をするときも自然の中を動くときも、この矢印が目的地方向を指すようにします。進行方向の矢印を正しく設定しなければ、次のランドマークに背を向けて離れてしまうという結果になりかねません。
軍用ではないスント コンパスは、ベースプレートが赤くなっています。これにより、地図記号の色とベースプレートのマークを容易に見分けることができます。
多くのスント ベースプレートには、その他にも地図のナビゲートを容易にするさまざまな機能が搭載されています。いくつかのベースプレートには、スタート地点をマークするための穴と、地図上の行きたい場所をマークするための穴があります。知らない地形をナビゲートする時は、地図上に直接マークを付け、メモを追加できると便利です。
あるいは、地図記号を読むための拡大レンズが組み込まれたスント ベースプレートもあります。
さらに、上級用のスント コンパスでは、ベースプレートにスキッドプルーフフィートがあり、コンパスを地図上に固定することができます。もしアウトドアのグッズをうまく連携できないときにとても便利な機能です。